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WACC(加重平均資本コスト)

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企業が事業を行うには、資金が必要です。

資金の調達方法は二つです。

一つは、銀行(債権者)からの借り入れです。このような融資をデット(debt)といいます。

もう一つは、投資家(株主)からの投資です。株式投資をエクイティ(equity)といいます。

この2つの資金調達には、コストがかかります。

◆銀行からの借り入れコストはどのように計算すれば良いか?

​借り入れには、「利息」というコストが発生し、年何%と決まっています。ですので、基本はその金額になりますが、実際には利息は税法上は「経費」として処理できますので、税金が削減されます。負債に対するコストを計算する場合は、その分も勘案する必要があります。

◆株主からの投資のコストは「配当」だけではないのか?

株主が株式投資を行い、そのリターンとして考えているのは、「配当」と「株価の上昇」です。

​これを合わせて何%ぐらいを期待するかが、株主の投資に対するコストです。

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